ペットキャリー〜入るのを嫌がる愛犬を上手に入れる方法と選び方-ドッグサロンfuca店長ブログ【DOG WEB〜風花通信】より | ドッグサロン fuca 大阪豊中
top of page
  • 執筆者の写真安藤一夫

ペットキャリー〜入るのを嫌がる愛犬を上手に入れる方法と選び方-ドッグサロンfuca店長ブログ【DOG WEB〜風花通信】より

更新日:2019年5月27日



おはこんばんちわ、安藤(@kazuo_ansan)です。


昨日の朝、送迎時のこと。


ペットキャリー〜入るのを嫌がる愛犬を上手に入れる方法と選び方

基本的に、犬たちを車に乗せるときは、ペットキャリーの中に入ってもらいます。


有事の急ブレーキ時など、そのまま載せていて座席から落ちるのと、キャリーに入っていて落ちるのでは、安全性に格段の差が出ます。


一番怖いのは骨折ですね。


特に小型犬は、たかが座席の高さとはいえ、落ち方によっては足を骨折する危険性があります。


キャリーごと落ちた場合、犬はびっくり仰天しますが(笑)安全です。



その送迎はミニチュアダックスだったのですが、お客様から愛犬をお預かりし、いつものようにクレートの中にいれました。


すると、その様子を横でご覧になっていた飼い主さんが、



「へぇ、うちの子も、普通にキャリーに入るんですね、うちではめちゃくちゃ嫌がるのに」とおしゃいます。


「入れ方があるんですよ。考えるヒマを与えたらあきませんねん」


と、笑いながら言って店に向かいました。



でもそう言われてみれば、意外と同じことを飼い主さんに言われます。


そこで、どうすれば、クレートに上手に入れることができるかを書いてみます。



愛犬をペットキャリーに入れるポイント


まず、入れるときは必ず頭の方から入れます。


嫌がる子はほとんどの場合、その時に足で踏ん張ります。


上手にキャリーの淵に足をかけて拒否るんですね。



ということは、足をかけられないように入れればいいのです。


頭から入れながら、足も手前にたたむようにして持ちます。


上半身が入ればもう入ったも同然ですから、あとは奥まで全身を入れて蓋を閉めます。



入ったらおやつをあげてください。


先にキャリーの中に入れておいても構いません。


キャリーはおやつがもらえる場所、ということを学習してもらいましょう。



飼い主さんが勘違いしていること


キャリーに入るのを嫌がる子の飼い主さんに限って、心のどこかに「かわいそう」という思いが強くあります。


拙著「愛犬と幸せ家族になる方法 (PHP文庫)」にもしつこいほど書いていますが、基本的に犬は狭いところが好きです。


自分の縄張りは狭いほうが安心できるからです。



送迎時でも、キャリーに入るのを嫌がる子より、出るのを嫌がる子のほうが圧倒的に多いのです。


出そうとすると、歯を剥いて威嚇してくる子もいます。


その時点で、キャリーはその子の縄張りになってるんですね。


「いやだ、出ない、出るのいや、お前は誰だ?」


キャリーの中は安全地帯。


威嚇するのは、青の安全な場所から出ない意思表示です。



この場合の出し方は、いろいろあるのですが、今回は省略。


とにかく、キャリーに入れるということは全くかわいそうなことではありません。


犬にとっても飼い主さんにとっても「安心、安全」を与えてくれる、特に移動時には絶対必要なアイテムなのです。



ペットキャリーの選び方


大事なのは、サイズ選びです。


狭いのがかわいそうだからできるだけ大きいのを……というのは安全性に問題があるのでNG。


愛犬の大きさよりふた回りほど大きなサイズで、愛犬が中でギリギリ方向を変えれるくらいがベスト。


方向転換ができないようであれば、それは小さすぎます。



もう一つ大事なのは、用途によりキャリーを選ぶ必要性です。


例えば飛行機に乗せたり、車での移動が長い場合などは、やはり頑丈なものを選ぶ必要があります。



エアトラベルキャリー


私が送迎で使っているのは、この記事の一番上にも載せた「エアトラベルキャリー」という、アマゾンでもやはり抜群の人気のこれです。↓


価格:6,738円(アマゾンで今日現在18%オフになってました)



安全性という視点ではまず間違いありません。



キャンピングキャリー


最近はこのタイプもよく使われていますね。


エアトラベルキャリーよりちょっとデザイン性が良くて、天井からも出し入れできるというので、やはり人気です。


価格:3,780円(こちらもアマゾンで今日現在36%オフになってます)



ドライブボックスタイプ


車の中だけでいいなら、私も助手席につけていたこのタイプでしょうか。


リードを固定できるようになっているので、車の中だけなら安全性は確保できます。


大事故の場合はちょっと危険ですが。


価格:2,080円(こちらも57%オフですって笑)



おまけ(おしゃれ重視)


そうそう。


昨日、トリミングでお迎えに行ったトイプードルが入っていたキャリー。


ペットキャリー〜入るのを嫌がる愛犬を上手に入れる方法と選び方

籐のバスケットでした。笑


ふたをゴムで止めてるのは、おそらく手作りです。


ゴムなんで、入っている子が中からブニュっとふたを押し上げて、たまに私を覗いてきます。


ペットキャリー〜入るのを嫌がる愛犬を上手に入れる方法と選び方

この場合、リードをくくっておくのが大事です。


上に載せた2つのタイプより安全性では歯が立ちませんが、ちょっとしたお出かけなどには十分役立ちます。


籐でできていますから、隙間から外も見えますしね。


ふたを全部開けると、こんな感じ。


ペットキャリー〜入るのを嫌がる愛犬を上手に入れる方法と選び方

めちゃくちゃかわいいですよね。


おしゃれ。


このタイプですね。


価格:4,580円(これまで23%オフ!アマゾンすごいですね)


用途によって、いくつか用意しておくのがいいと思います。


もちろん、どれにでも喜んで入ってくれるようにしておくことが一番大事なことですが。


閲覧数:11,730回
bottom of page